美味しい台所-page.2 「はちみつを楽しむ」後編

はちみつの種類、ミツバチを教えてもらい、いよいよ次は味比べをして
それぞれの特徴をつかみましょう。

【 はちみつの味比べ 】

 
今回は6種類をお味見。
甘さだけではなく、色や香り、コク、食感なども見て感じていただきました。


・純粋レンゲはちみつ(中国産)※写真にはありませんが、スーパーでよく見かけるもの
→クセはほとんどなく、さっぱりとした味。

・そばはちみつ(北海道産)※一番左 濃い茶色のもの
深い茶色、香りも後味もかなり個性的。

・レモンはちみつ(シチリア産)※左から2番目 黄色っぽいもの
ほのかにレモンの爽やかな香り。

・アカシアはちみつ(中国産)※左から3番目 淡い色
→クセが少なく、食べ慣れたお味という方がほとんど。

・オーガニック百花蜜(ブラジル産)※右から2番目 少し結晶化して白っぽい
→ミツバチの住む環境に考慮したもので、重ための食感とコクがあり。

・ニホンミツバチの百花蜜(東京都品川区中延産)※一番左 あめ色
さらっとしていましたが奥深い味わい。
 
百花蜜は、どちらも様々な花の香りが混ざったような複雑な味わいで、
色が濃くなるほど、味にくせが強くなるようですね。

深い茶色のそばはちみつの香りと味に、
参加者のみなさまの「うっわー」の反応がそのくせを物語っておりました。

今回ご試食いただいたはちみつは、ほんの一部。
最近では、デパ地下にはちみつ専門店も見るようになり、
たくさんの種類のはちみつが販売されております。

食べ比べをしながら、はちみつを選ぶポイントも教えていただきました。



【 はちみつを選ぶポイント 】

・少量から試す。
 特に初めてのはちみつは少量からチャレンジするのがいいでしょう。
 
・用途によって使い分ける。
 お料理やお菓子づくりで他の素材と組み合わせるなら、
 スーパーにある手頃なはちみつから使うのも手。
 料理やお菓子との相性をみながら他のはちみつに変えてみるといいでしょう。
 
・より安全性を求めるなら、生産背景を知る。
 信頼できる認証マークがついていればわかりやすいですが、そうでなければ
 ホームページをチェックしたり、専門店の店員さんに積極的に聞いてみましょう。

 

次ははちみつの特徴をふまえて、簡単アレンジを一緒に作ってみました。


【 はちみつを使った簡単アレンジ 】
 
アカシアはちみつで・・・鳴門金時のハニーマスタード和え




ハニーマスタードは、はちみつ、マスタード、マヨネーズを混ぜるだけの簡単ソース。

今回は、茹でた鳴門金時にさっと和えました。
鳴門金時の甘さを活かすため、クセの少ないアカシアはちみつを使用。



深めの白い器に、木のスプーンを添えて、秋らしく。
ハニーマスタードは、グリルチキンのソースにしても美味しいですよ。

>>使用したうつわ ⇒ 帽子中鉢/チタン白 後藤奈々(新潟)
             ⇒ おたま/ラオス松 

 
そばはちみつで・・・こんにゃくの田楽味噌

そばはちみつのような個性的なはちみつは、使い方に悩むこともあります。

「そば」は、和を感じさせるため、同じく和の素材の味噌を合わせました。
そばはちみつ独特の香りが和らぎ、味噌とはちみつだけで、簡単に深みのある調味料に変身。



 
仕上げにすだちの皮を添えて、黒い器に盛り付けると、おもてなしにもぴったりです。
ふろふき大根にも。
 

>>使用したうつわ ⇒ 耐熱八角皿/錆黒 石渡磨美(東京)
             

レモンはちみつで・・・簡単タルティーヌ


 
パーティにもぴったりな、簡単オープンサンド(タルティーヌ)です。

薄く切った硬めのパンにクリームチーズを塗り、
季節のフルーツ(今回はりんご)と生ハムをのせ、アクセントにピスタチオを少々。
仕上げにレモンはちみつをたっぷりかけます。

チーズのコク、フルーツの酸味、生ハムの塩味を、はちみつがまとめてくれます。



 
どれも、はちみつの個性を活かしたアレンジで、美味しくいただきました。

小林さんは、栄養分を逃さないよう、火を通さない
はちみつの使い方をおススメされていました。

皆さまも、色んなアレンジにチャレンジしてみてくださいね。

最後に、、

はちみつは長期保存が可能な食べ物ですが、
寒い季節に白っぽく固まってしまう事があります。

そんな時、皆さまはどのように対処されていらっしゃいますか?
 

【 はちみつが固まってしまったら? 】

気温が低くなると、ちみつは固まりがち(結晶化)です。

でも、問題ありません。
結晶化するということは、ミネラルを多く含んでいるということ。

もし固まってしまったら、瓶ごとぬるめの湯煎にかけて、ゆっくり溶かします。

急いでいるときは電子レンジを使いたくなりますが、
はちみつの風味や栄養分が壊れてしまうので、なるべく湯煎にかけてくださいね。
 
 


2回に渡って、「はちみつを楽しむ」ワークショップで教えていただいた事を
おすそわけさせていただきましたが、いかがでしたか?

ミツバチが一生懸命集めてくれたはちみつ
を楽しんで、
もっと活用していただくきっかけになりましたら。